下がり鎖骨
- 猫背で肩甲骨が突出している
- 肩や腕にだるさがある
- 肩こりに頭痛やめまいを伴う
- 腕が上がりにくい
- 姿勢が悪い
下がり鎖骨とは?
肩こり・首コリの原因と言われる下がり鎖骨。
通常の鎖骨は一般的に外側に向かって少し上がっていますが、下がり鎖骨は鎖骨の両端が下がって平らになった状態です。
水平化してしまっている鎖骨は下に下がっている分、肩がなで肩になるので、首を支えている筋肉が引っ張られている状態になります。
こうした筋肉が下に引っ張られて緊張した状態が続くと、筋肉が血管を圧迫します。それによって血行不良をおこし、疲労物質が蓄積するので、こりを発生させて痛みが生じるのです。
また、下がり鎖骨だけが首コリや肩こりの原因ではなく、ほかの要因と組み合わさってコリや痛みが発生する場合も多くあります。
特に運動不足、睡眠不足、不規則な生活は、コリを発生させる要因となります。
前屈みでスマホをいじったり、うつぶせで本を読んだり、鞄を同じ片方で持ち続けることがくせになっている方は注意しましょう。
下がり鎖骨になる原因
猫背やうつむき姿勢は、肩が内側に入りやすく、肩甲骨が外側に開き前方に倒れてしまいます。
すると、連動した鎖骨が下に引っ張られ、下がり鎖骨になってしまいます。
また、脚を組むくせがある人も要注意です。
脚を組むと骨盤が傾くため、バランスを取ろうと肩回りの筋肉が緊張しやすくなります。
すると体のゆがみが肩こりを引き起こしてしまうのです。
下がり鎖骨を放置すると胸郭出口症候群に!
下がり鎖骨をそのまま放っておくと、鎖骨と肋骨の間が狭くなることでその間に通っている神経などが圧迫されます。
これが肩こりのひどくなった状態で、胸郭出口症候群と言います。
鎖骨と第一肋骨に囲まれた隙間である「胸郭出口」には、腕の神経や脳に血液を送る太い血管が通っています。
下がり鎖骨を放置しているとこの「胸郭出口」が狭くなり、大切な神経や血管を圧迫し、炎症を引き起こしてしまいます。
その不調は、しびれ、冷え、めまい、むくみ、頭痛、歩行障害、うつなど多岐にわたります。
鎖骨に圧迫された神経の通り道は、もし炎症があれば押すだけで痛みやしびれを感じます。
施術について
姿勢とコリには、密接な関係があります。
正しい姿勢と猫背で座った場合の首から肩甲骨の筋肉の緊張度合いを測定する実験を行ったところ、15分後には、正しい姿勢で座った場合は、筋肉の緊張度合いが下がりましたが、猫背で座った場合は、肩甲骨あたりの筋肉の緊張度合いは上がりました。
つまり、悪い姿勢を続けると肩甲骨あたりの筋肉が硬くなりますので、それが首こり・肩こりにつながることになります。
大津市・草津市・近江八幡市・野洲市・彦根市にあるSHIGA整骨院⚡️アクア整体院グループは痛みを和らげる施術とともに、痛みの根本原因となる背骨のゆがみを整えて姿勢を解消していきます。
また、正しい姿勢を維持できるよう体操やストレッチ指導、生活指導も行っております。
下がり鎖骨でお悩みの方は、ぜひ一度SHIGA整骨院⚡️アクア整体院グループにご相談ください。