寝違い
- 朝起きた時、急に首が回らなくなった
- 動かすと首に激痛が走る
- 後頭部、肩甲骨に痛みが広がる
- 首の筋肉に過剰な緊張・コリがある
- 一定の姿勢で首・肩・背中が痛む
寝違いとは?
寝違いは、睡眠後に生じる急な首の痛みの俗称で、寝起きに「首が回らない」「首を上げられない」といった動作痛が特徴です。
寝違えは枕が合わないのが原因だと思われがちですが、寝てる間にわきの内側を通る腋窩神経が圧迫されて発生します。
腋窩神経は首を支える筋肉につながっているので、不良姿勢で寝てしまったり、同一姿勢で圧迫したりすると血行不良で首に痛みが出てきます。
強い炎症が起こっている場合はマッサージや無理なストッレッチを行うと炎症が強くなるので、最初のうちは安静を心掛けましょう。
不用意に首をほぐしたり動かしたり、温めるといった行為は逆効果になりますので注意が必要です。
寝違いの原因
寝違いは、これほど認知されている不調にもかかわらず、正しい対処方法が知られていません。
その一番多い間違った対処方法が「首に湿布を貼る」という行為です。
湿布というのは、炎症を抑えたり、血行を促進したい部分に貼るものです。しかし、寝違いの原因は、首の炎症や血行不良ではなく、「脇の下」の筋肉なのです。
横向きの状態で寝ると、下になった側の体と腕によって脇の筋肉が圧迫されます。
そこを通っている「腋窩神経」という神経が圧迫されることで伝達細胞や血液の流れが滞り、痺れから強い痛みへと発展していくのです。
ですから、対処方法としては痛みを感じる首や肩ではなく、脇の下の筋肉をほぐし、神経を解放していく必要があります。
また、局所的な対処と並行して、体全体を柔軟に保つことも重要なので、ゆっくり入浴し全身のストレッチをすることも寝違え予防に効果的です。
寝違いへの施術
SHIGA整骨院⚡️アクア整体院グループでは、上肢神経根症状(手指や腕の痛み、痺れ、脱力など)の無いことを確認した上で、まずは炎症を抑えるための施術と、肩や背中にかけての筋緊張を取り除く手で行う施術を実施します。
数日後の炎症が治まった時点からは、更に首への直接的な施術を開始し、再発予防のための姿勢改善や筋力強化などを指導していきます。