慢性疲労症候群
- 疲労が続き、日常生活に支障が出ている
- 睡眠をとっても回復しない
- 全身や身体の一部にひどい筋肉痛がある
- 何もする気が起きず集中力がなくなる
- のどの痛みやひどい頭痛、微熱が続く
慢性疲労症候群とは?
慢性疲労症候群(CFS)は、一般的によく言われる「慢性疲労」とは異なります。
一般的に「怠け者」と誤解される事が多いことで知られている慢性疲労症候群は、原因不明の極度の疲労感が半年以上も続く病気です。
1990年代ごろから日本でも国際診断基準に基づく症例が報告され、今も増え続けています。
疲労といっても人によって程度に差があり、身体をなんとか動かせる状態の人もいれば、寝返りを打つ事さえ簡単には出来ないような寝たきり状態になってしまう方など様々です。
いずれにしても日常生活に多大な影響が及ぶ為、とても辛い不調の一つと言えます。
慢性疲労症候群は、健康な人が風邪や気管支炎などを患ったことをきっかけに、風邪のような不調がいつまでも長引く状態で発することが多い病気です。
休んでも疲れが取れなかったり、摂食障害や不眠などを伴っている場合は要注意です。
こうした場合で、血液検査も含む全身の検査(ホルモンの異常、内臓や脳、神経系の検査など)をいくら行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。
慢性疲労症候群の特徴
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微熱・頭痛・のどの痛み
慢性疲労症候群の代表的な不調として微熱があげられます。
平熱より0.5~1.5℃程度高い熱が半年以上にわたって持続します。
解熱鎮痛剤などを用いても熱があまり下がらないことも特徴といえます。
また、かぜをひいたときのような、のどの痛みや頭痛がする場合があります。 -
疲労感
慢性疲労症候群では、日常生活に支障をきたすほどの疲労感が引き起こされます。 ちなみに、仕事や育児など、疲労の原因がはっきりしている場合は「慢性疲労」であり、慢性疲労症候群には当てはまりません。
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筋肉痛
全身または特定の部位に激しい運動をした後のような筋肉痛が現われ、動くことができないほどの痛みになることがあります。
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不眠と過眠
自律神経の異常により、寝つけない、眠りが浅い、早く目が覚めてしまうなどの「不眠」や、朝起きられない、日中に極度の眠気に襲われるといった「過眠」の症状、さらにはこれらが、一日のうち同時に現われることもあります。
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気分障害
うつ病に似た不調がでて、気分の落ち込みが続き、仕事にも出られなくなる場合があります。
一般的には、うつ病の場合は朝に重く午後に軽減される傾向がありますが、慢性疲労症候群の場合、午後の憂うつ感が強まる傾向にあります。
また、注意力や集中力の低下などもみられます。
物忘れがひどくなるなど、認知症のような不調が出ることもあります。
考えられる原因
身体は、神経系、ホルモン系、免疫系の3つがバランスを保って働いていますが、ストレスをきっかけに、神経系の働きに異常が生じると、免疫が低下し、体内に潜伏していたウイルスが再活性化されます。
この再活性化したウイルスを抑え込むために、体内では、免疫物質が過剰に作られるようになります。
この過剰に作られた免疫物質が、脳の働きに影響を及ぼし、強い疲労感や様々な不調を起こすという説が有力です。
また、慢性疲労症候群の方には、ある特定の遺伝子に関する異常が認められていることも報告されています。
慢性疲労症候群に対する施術
原因が分からないけれども身体の疲れが抜けずに毎日ダルくなる方は、慢性疲労症候群を引き起こしているおそれがあります。
本来であれば心身が疲れているときであっても、次第に回復していきますが、慢性疲労症候群の場合、それとは関係なく常に疲れている状態が続いてしまうのです。
この不調は、病院で診察しても原因が分からないことが多く、適切な施術が受けられないことも多くあります。
しかし、慢性疲労症候群を放っておくと、頭痛やめまい、睡眠障害や胃腸障害、吐き気、下痢など、さまざまな不調を引き起こします。
SHIGA整骨院⚡️アクア整体院グループでは、全身の骨格や筋肉などのバランスを正常な状態に戻してあげることによって、人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、身体の不調を取り除いていきます。
お身体の疲れが取れずにお悩みの方は、SHIGA整骨院⚡️アクア整体院グループへご相談ください。