シンスプリント

脛の痛み
  1. スネの内側が痛い
  2. ふくらはぎが痛くて走れない
  3. スネの内側を押すと激痛がする
  4. ズーンと響くような痛みがある
  5. 骨がきしむような感じがする

シンスプリントとは?

シンスプリントとは、脛骨過労性骨膜炎ともいい、「スネの内側や外側」の下腿内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生する不調です。

骨折した時のような一転に集中する激しい痛みではなく、不快感や軽い鈍痛なのが特徴です。

最初のうちは、この不快感や鈍痛は運動開始時に現れ、そのあと消えて運動がこの終わるとまた戻ってきます。

進行すると不快感は徐々に増し、運動中はずっと痛むようになり、ベッドから起きる時や日常生活の動作時にも痛みが伴います。

シンスプリントは、十分な筋力が整っていない状態でいきなり激しい運動をした際に生じやすく、マラソン選手や陸上競技のランナーなどには特に起こりやすいです。

部活やスポーツ、ランニングなどを始めたばかりの人に多く起きるため「初心者病」とも呼ばれますが、トップ選手でもシンスプリントになることがあります。

これは、筋肉の使い方と硬さが関係しています。

また、足裏のアーチが低い(偏平足)と、ランニングなどで硬い地面の上を繰り返し走ることで脛骨に直接負荷がかかるので、シンスプリントが起きやすいのです。

シンスプリントの原因

シンスプリントは「すねの骨の内側や外側」が痛みます。

すねの周りには「ヒラメ筋」「腓腹筋」「前脛骨筋」などさまざまな筋肉が骨に付いています。

例えば、「ヒラメ筋」は、走ったり、歩いたり、ジャンプをする時によく使う筋肉です。

その動作をするたびに強く緊張をして、すねの骨膜(骨を覆っている膜)をひっぱります。

この緊張が強く起こり、引っ張り続ける状態が長く続くと、引っ張られている骨膜が耐えきれずに炎症が起き、痛み始めます。これがシンスプリントになる本当の原因です。

施術方法について

シンスプリントは、まず足を休めることが重要になります。

痛みを我慢しながら練習を行えば「疲労骨折」を起こしたり、半年以上走ることが出来なくなったりします。

どんなに良い施術を受けても、練習で負荷をかけ続けていれば痛みはおさまりにくいですし、せっかく筋肉を柔らかくしても練習でまた硬くなり、一進一退になってしまいます。

不調が軽いうちに練習を休めば復帰も早いですが、重症化してシンスプリントを回復させるのに1年以上かかってしまったケースもあります。

休んでいる間はスイミングやエアロバイクを使ってコンディションをキープすることで再発を予防していきましょう。

普段からのストレッチも大切です

ストレッチ

また、シンスプリントにならない為にも、普段から筋肉のストレッチを正しく行って柔軟性を高めることが大切です。

シンスプリントは土踏まずの部分が下がってきていることも原因の一つなので、土踏まずを上げるためのテーピングも一時的な効果はあります。

大事な試合前などの応急処置としてサポーターを使ったりもしますが、テーピングやサポーターをつけた状態でトレーニングを続けると筋肉はどんどん退化していきます。

一時的に痛みを軽減できても、根本的な対応ではありません。

シンスプリントは、今の練習方法や施術法を見直して「硬くなった筋肉を柔らかくする」ことで解消します。

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